音楽

【クラシック】ショパンのノクターンおすすめ7選

こんにちは!さんてです。

今回は、学習系とは異なり、ふと思いつきで音楽のことついてお話したいと思います。

筆者は小学校4年生から高校2年生くらいまでピアノを習っていました。(中3の受験期や高1の頃はお休みしていましたが。。)

最近はあまり弾いていないのですが、以前自分が弾いていたり、聞いていたりした曲を体験談も交えてまとめてみるのもアリかなと思い、本記事を投稿してみたいと思います。

まずは、自分が一番好きな「ショパンのノクターン」について、そのオススメ曲を7つ紹介します!

さんて

あまり大した知識ではないのですが、クラシックにちょっとでも興味がある人にその良さをお伝えできたらと思います。

目次

ノクターンとは?

「夜想曲」とも称されるノクターンは、文字通り夜を想わせるような、穏やかで少し悲しげな曲です。

ショパン以外にも、リストなど他の作曲者もノクターンを手掛けていますが、ショパンのノクターンは特に人気で、映画やCMなどでも時々使われています。

ピアノの曲の中でも、ノクターンは全体的に難しくない方であるため、練習したことがあるピアノ経験者は多いのではないでしょうか?

ショパンが作曲したノクターンは全部で21作とされています。筆者は有名どころから手を出してきたため、オススメするものは結局有名なものばかりになってしまいますが、ご容赦頂ければ幸いです。

ノクターン1番

まずは「ノクターン第1番」です。正式には「ノクターン 変ロ短調 Op.9 No.1」です。最初にショパンのノクターンとして世に出された作品です。

哀愁漂う曲調で、全体的にゆったりとしたペースの曲です。比較的取り組みやすい曲だと思います。

ただ、前半の右手のメロディーラインと左手のリズムが合わない箇所があり、ここはバランスを取るのが難しいと思います。ここをうまく弾けるようになると、とてもきれいに仕上がる印象です。

ノクターン2番

この曲は、「あ!知ってる!」となる人も多いのではないでしょうか?ショパンのノクターンの中で最も有名な曲の1つがこの「ノクターン2番 変ホ長調 Op.9 No.2」です。

先のノクターン1番と同じ作集の中の作品でもあり、穏やかな左手のペースに合わせて、右手でやや変則的なメロディを加える曲です。

ノクターン1番とは異なり、2番は軽やかな曲調で、より多くの人の人気を集めているのだと思います。最後に向けて盛り上がる部分も、とても華やかです。

ノクターン8番

ノクターン8番 変ニ長調 Op.27 No.2」は、ハープのような旋律の美しい曲です。筆者は練習しないでしまったのですが、ピアノの発表会や、コンサートなどでも良く見かける人気曲です。

とても優しい曲調ですが、コンサートなどでも選択される曲であることから、求められる技量は高いと思われます。

その難しさを感じさせないように、優雅に弾きこなすことが求められそうです。

ノクターン13番

ノクターン第13番 ハ短調 Op.48 No.1」は全ノクターンの中で最も壮大な曲で、実は筆者が一番好きな曲でもあります。結構難しくて弾きごたえも十分です。

まず、前半は重く、暗い雰囲気で始まります。左手はかなり低い音まで及ぶので、タッチを繊細にしないと、左手の音が大きくなってしまうので注意です。当時習っていた先生からも「いかに左手を抑えるかが大事だよ」と教わりました。

一方、中盤の部分(動画1:54から4:00まで)は、前半とは大きく変わりとても穏やかな曲調になります。進むにつれて徐々に緊張感が増していく構成になっていて、躍動感のある後半への橋渡しとなっています。

後半(動画の4:00から)の躍動ある箇所に突入すると、ずっと右手の指を3-4本使いっぱなしになります。中盤の方がダイナミックで難しそうに聞こえますが、実は後半の方が難しいです。。左手も地味に良く動いてます。

さらに、右手小指だけのタッチを強くして、和音の中に存在するメロディーラインを引き立たせる必要があります。ここの部分は様々な練習曲で指の訓練を積まないと、なかなか上手く弾けるようになりません。結局、筆者はそこまで完成度を高めることができませんでした。

この曲を難なく弾きこなせる人はかなりレベルが高い!と思います。

ノクターン14番

ノクターン14番 嬰へ短調 Op.48-2」は、先のノクターン13番と同じ作品集の1曲です。こちらも全体的に物憂げな曲調です。

筆者はこの曲を練習できていないので、その難しさは分からないのですが、ノクターンの中では比較的簡単な曲のようです。

最初のメロディが印象を変えながら何回か登場することで、とても聞き心地が良い曲となっていると思います。

ノクターン19番(遺作)

ノクターン19番 ホ短調 Op.72 No.1」のナンバリングは19ですが、ショパンの死後に友人の手によって出版されたため「遺作」となっています。実はショパンが最初に作曲したノクターンだそうで、弱冠17歳のときの作品だそうです。

この曲も、悲しさが漂う印象ですが、筆者が弾いた中でも特に好きな曲の1つです。

ノクターンの中では簡単な方なので練習しやすく、リラックスしながら弾ける作品だと思います。右手と左手のリズムが合わない箇所がちょくちょくありますが、慣れると弾いていてとても楽しいです。

ノクターン20番(遺作)

ノクターン20番(遺作)は「ノクターン 嬰ハ短調」とも呼ばれています。この曲は最も有名なノクターン2番と肩を並べるくらい有名な曲だと思います。

2002年に公開された「戦場のピアニスト」という映画で、作中に主人公が奏でるシーンで更に有名になったと記憶していますし、それ以降もCMやフィギュアスケートの曲でも使われているようです。

比較的簡単な曲ですが、とてもきれいなメロディーラインなので、弾けるようになるととても楽しい曲の1つです。ピアノ初心者の方にもおすすめの曲です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ショパンのノクターンには、本当に繊細な旋律をもつ曲が多いです。

全体的に哀愁が漂うものが多いですが、夜に聞くと心がとても落ち着いてくるような感覚を得ます。

21作あるノクターンから今回は7つ選んでご紹介しまししたが、他のナンバーも素晴らしいものばかりです。お時間あるときに是非聞いてみてください!

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