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【TOEIC900点突破】TOEICで高得点を狙うために重要なこと

こんにちは!さんてです。

今回はTOEIC (Listening&Reading)で高得点を獲得するため筆者が行ったことについてご紹介します。

筆者は先日の2020年11月15日開催のTOEICの試験で、自己ベストの940点を獲得することが出来ました!

5年ほど前の入社時に受けた試験では805点でしたが、今回で135点の得点アップができました。

さんて

今回の目標は900点あたりに定めていたので、大きく目標を達成できてHappyです!

TOEICは英語の試験としてかなり有名です。英語が得意な高校生や、大学生、就活生、社会人などの幅広い層が受けています。

多くの人が、昇格や転職、入学試験、留学、自己成長など様々な理由で試験勉強されていることと思います。

今回は、そんな方の中でも更なる得点アップを目指している方に向けて、900点突破に有効だと思うことについてお話ししたいと思います。

目次

必要なマインド

単語力を最優先で伸ばす

たとえ高い点数を目指す場合でも「単語」をおろそかにしてはいけません。

なんといっても単語です。英語は言語なのですから、その言葉を知っていなければ英語力は上がりません

今回好成績を収めて感じましたが、900点超えの感覚は「テスト全体で知らない単語は2、3個あるかないかぐらい」です。

しかも、その単語も、「文脈からなんとなく分かる」程度のもので、「意味が全く分からない」レベルのものはほぼゼロです。

まずは、そのレベルを目指して頑張ってみてはいかがでしょうか。

そもそも、TOEICはビジネスで使われることの多い英語の試験です。

そのため、出てくるシチュエーションは会社での会議や同僚/顧客との会話などであり、限定的です。

出題されやすい単語と表現の傾向が決まっています。故に、高得点取得のためには「単語は全て分かるレベル」になる必要があります。

さんて

TOEICの試験や予想問題を解いてみて、「知らない単語があるな」と実感のある人は、まず「単語力を上げる」ことを意識しましょう!

アクセント(訛り)をしっかり認識

「アクセント」とは「訛り」のことです。

TOEICのリスニング音源では、「アメリカ英語」、「イギリス英語」、「カナダ英語」、「オーストラリア英語」の4種類のアクセントが存在します。

各々には、同じ単語であっても、イントネーションや発音の違い、スペルの違いが存在します。

おそらく多くの日本人にはアメリカ英語が最も馴染みがあると思います。

筆者も主にアメリカ英語を学習してきたため、イギリス英語の聞き取りは苦手です。

TOEIC L&Rの半分はリスニングですが、リスニングではこの4種の英語が入り乱れています。「これら全てに対応する能力がありますか?」と問われているわけです。

アクセントも覚えこむ

気づけば当然なのですが、イギリス英語を聞き取るためには、アクセントである「発音とイントネーションを注意深く覚える」ことがとても大切です。

前回の受験ではアクセントの違いをそこまで意識していませんでしたが、今回の勉強ではこの4種の違いをしっかりと意識しました。

特に、アメリカ英語と一番違うように感じるイギリス英語に一番注目すべきだと思います。

例えば、”can’t”があります。アメリカ英語では、「キェァーント」と聞こえますが、イギリス英語では「カーント」に聞こえます。

他にもイントネーションなど様々な違いがYoutubeに上がっていますので是非チェックしてみてください。

自分の知らない発音やイントネーションで読まれた単語は、驚くほど頭に入ってこないものです。

“Advertisement”は「広告」という簡単な単語で、アメリカでは「ドヴァタイズメント」と読まれます。

しかし、イギリス英語で「アドヴァーティズメン」と読まれることを知った時は衝撃的でした。

このように、意味を知っている単語でも、覚えるべき音情報は倍以上になっていきます。

ただ逆に、「ここまでできるかどうかが高得点の壁を越えられるかのポイント」だと考えます。

アプリを駆使して効率よく暗記

単語や表現を覚えこむのには、やはり「アプリ」がオススメです。

TOEICを一生懸命勉強される層は主に大学生以上の大人の方だと思います。

そうすると、普段の授業や仕事、家事、通学・通勤など勉強以外にもやることが多いと思います。

暗記用アプリを使えば、電車に乗っている時やちょっと手が空いた時などの時間を、しっかり勉強にあてることができます。

詳しくは下記の記事で紹介していますので、もしよろしければご覧ください。

【勉強法】効率的に記憶を定着させるには? こんにちは!さんてです。 皆さんは、「記憶」に関する悩みをもったことはないでしょうか? どうしたら英単語を覚えられるんだろ...

問題集

それでは、筆者が実際に使用した問題集についてご紹介します。

TOEICを実施しているETSという団体が発行している「公式問題集」を使用しました。

TOEIC L&R 公式問題集6

1冊にテスト2回分の問題が入っています。解説がとても丁寧なので、「解答・解説が充実してほしい」という方にはぴったりです。

一方、「バリバリ問題をこなしたい」という層には物足りなさを感じるかもしれません。

ただ、高得点を目指す層に重要なことは「本番を意識した学習を入念にやる」です。

それには、テスト作成している団体の問題を何回も解いて頭に叩き込むのが一番です。

1冊3000円ほどと、安くはない値段です。筆者はこの1冊を2回ほど解き、単語と表現、加えてその発音を全て習得する勢いで学習しました。

TOEIC L&R トレーニングリスニング編

前回では、リスニングが足を引っ張ったため、今回は更に公式問題集リスニング編で演習を行いました。

TOEICのリスニングのシチュエーションにはパターンがあります。上の公式問題集とリスニング問題集をこなせば、大抵のパターンを知ることができます。

このパターンをいくつも知っておくことで、会話の内容が頭に入りやすくなります

また、「会話を全て聞いてから問題を解く」ことをオススメします。

リスニングの後半2パートは、「1分程度の会話が流れた後に、それに対する3つの問題が流れる」という形式です。

これに対し、以下のルーティーンでの回答を心がけましょう。

①前の回答が終わったら、次の3問の選択肢をざっと見て、何の話題が来そうか予測する。(固有名詞が出てる場合は注目しておく。)

②内容の前に流れる冒頭の短いナレーションの部分もしっかり聞いてイメージをもっておく。(Partの説明ナレーションのことではありません)

③内容が始まったら目を閉じて、全部聞き取る勢いで聞く

④内容が終わった後、3つの問題文が読み上げられるが、無視してできるだけ早く回答する。

⑤余った時間で次の3問の内容に目を通す

上記の流れを、繰り返していきます。ペースを乱すことなくこれを実現するために、出てくる単語に関して発音とイントネーションに精通している必要があるのです。

単語集

筆者はTOEIC受験の前にTOEFLを2回受験しています。その対策として、「TOEFL英単語3800のLevel 3」までをアプリで学習しています。

なぜここでTOEFLの単語集をあげるかというと、こちらの方がTOEICよりレベルが高いからです。

TOEICとTOEFLの問題形式や出題内容は大きく異なるため、TOEFL対策をやっていればTOEICがとれるようになるものではないと思います。

しかし、単語の範囲だけでいうと、TOEFLの方が圧倒的に多くを求められます。

よって、TOEFLに向けて単語力を伸ばしていた筆者にとって、TOEICでの単語はかなり簡単に感じた次第です。その結果「知らない単語はほぼゼロ」状態になっていました。

時間配分も入念に頭に入れておく

TOEICの前半約100問がリスニング、後半約100問がリーディングです。

一方時間配分は、リスニングが45分、リーディングが75分です。リスニングは音声に従って解いていくので、皆一律に進んでいきます。

リスニングが終了し、リーディングパートに入ってから、受験者によって時間配分は異なります

時間配分の目安
  1. 短文穴埋め問題・・・7分  (文法リッチ、合計30問)
  2. 長文穴埋め問題・・・8分 (読解リッチ、合計16問)
  3. 長文読解問題 ・・・60分 (読解リッチ、合計54問)

上記の時間配分を目標にしましょう。

さらに、その配分だと、どのPartを〇〇時〇〇分で通過するかもシミュレーションすると、なお良いと思います。

筆者は、長文穴埋めを終わった時5分オーバーしてしまいましたが、そのあとの長文読解で巻き返すことができ、3分ほど時間が余りました。

まとめ

複数の受験を経験してきた筆者が肌感覚として得たものですが、高得点や高偏差値をとる条件とは、「点数に結びつく内容で、かつ平均層がやっていない努力までができる」ことです。

TOEICに関しては、「アクセントの違いをしっかりと覚えこみ、単語力を100%に近い状態に持っていき、本番を想定した時間配分で自分が解けるのか都度見つめていく努力」が必要だと考えます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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